どんな会話が驚きや感動を呼ぶのか?
ありきたりな「いらっしゃいませ」「いつも有難うございます」など
すべてのお客様に言えるような言葉ではなく、
そのお客様としかできないようなパーソナルな会話が驚きや感動を呼びます。
そのために必要なことは色々とありますが、
ひとつに情報の共有化。
2回目の来館のお客様には前回の顧客カルテがあります。
アンケートにお答えいただければそれも残っています。
それらをもとにこのお客様にだけしてあげられることを読み取ります。
お子様連れであれば子供の名前などはカルテに記載してあります。
お部屋までの案内の途中にさりげなくお子様の名前を呼ぶ。
お客様は「1年振りなのによく子供の名前を覚えてたね」とびっくりします。
あるお客様には、貝の刺身は苦手ということで全て魚だけで舟盛りを構成する。
そのお客様が夕食後バーへ飲みに行った。
サインをいただき部屋番号を確認。
すぐに一般的な舟盛りとは違うその方のための特別な舟盛りが出ていることに気付く。
1杯目のドリンクを提供する時、さりげなく料理の話題を出します。
タイミングを計り「そういえば本日の舟盛り、魚だけで構成した舟盛りが出たと思いますがいかがでした?」
とお声をかける。
お客様にとってはまさに驚き。
料理の細かな内容まで全然関係のないバーのスタッフがなぜ知っているのか。
また気にかけてくれていることが嬉しい。
このようなパーソナルな会話がお客様の心を開き、驚きから感動へ変っていく。
だからこそ情報を共有化するために毎日のミーティングが重要となってくる。
今日も様々なパーソナルな会話を仕掛けてもらいたい。
勇気と心をもって・・・・
今日から雛のつるし飾りまつり開幕。
オープニングイベントにこれから行ってきます。
稲取温泉 浜の湯 社長 鈴木良成