接客研修を依頼している女性講師に東京のあるレストランを紹介しました。
つい先日行って来たそうです。
そこで鳥肌が立つほどの感動を得たそうです。
ここに紹介します。
ご夫婦と４～５歳の男の子二人。
テーブル担当のスタッフの方はご夫婦同様、子供たちのことも大変気にかけてくれて、
特別な料理を用意してくれたり、しきりに話しかけたりしてくれたそうです。
食事が終わったときには、子供たちもそのスタッフになついていたとのこと。
帰り際、タクシーまでそのスタッフがお見送りに来られました。
子供たちはそのスタッフに「タクシーに一緒に乗りホテルに行こうよ。」とさかんに誘います。
その方、「僕は足が速いから走ってホテルまで行くよ」
と子供をなだめてタクシーは出発。
すると本当に一生懸命タクシーを追いかけ走り始めたとのこと。
その走っている姿をずっと子供たちは見ていて、最初のカーブで見えなくなりました。
６０メートルぐらいは走っていたそうです。
こんなドラマのような光景にびっくりし、そして感動したそうです。
鳥肌がしばらくの間立ちっぱなしだったそうです。
翌朝、子供心にもそのスタッフの記憶は鮮明で「あのお兄ちゃんはどこに寝てるの？」
「もう帰っちゃったの？」とさかんに尋ねてきたそうです。
翌朝まで感じさせる感動。
本当に素晴らしい。

稲取温泉　浜の湯　社長　鈴木良成